xdelta の料理方法

New delta generator and prototype RCS-replacement program ... なんだろう .. を料理しましょう。

最終更新日 : 1998 年 11 月 18 日

1. 材料

   • Solaris［ developper ］以上ががインストールされたコンピュータ。
     今回は Solaris2.6 / Ultra1 を素材にしました。

   • xdelta のソース・コード

   • GNU gcc の実行環境

   • GNU gzip の実行環境

   • GNU gdbm library の環境
     gdbm は無くてもいいですけど、使えるようになっているのであってもいいんじゃないでしょうか。

   • GNU binutils の環境
     /usr/ccs/bin/ld や /usr/ucb/ld より GNU binutils の中の ld の方がこの場合いいみたいです。

2. 材料の入手

   ソース・コードを入手しないと話になりませんので、誰かにもらうかお買い物に行きましょう。
   下記の場所や雑誌の付録から入手してください。

   Web site だとhttp://sunsite.sut.ac.jp/ や http://www.vector.co.jp/、 ftp site だとftp://sunsite.sut.ac.jp/などから、もってきましょう。
   今回は、xdelta-0.19.tar.gz をもってきました。

3. 下拵え

   ソースを解凍して準備します。
   ./configure という優れものを利用して Makefile を作成します。
   パスは［ /bin /usr/bin /usr/sbin /usr/ccs /usr/ccs/bin /usr/openwin/bin /usr/openwin/bin/xview /usr/local/bin . ］に張ってあります。
   ライブラリーパスは [ /usr/openwin/lib /usr/local/lib ] に張ってあります。

   # cd /usr/local/compile
   # gzip -dc xdelta-0.91.tar.gz | tar xvf -
   # cd xdelta-0.91
   # ./configure --build=sparc-sun-solaris2.6 --prefix=/usr/local

   INTEL 版 Solaris だと 'CPU' 部分が 'i386' や 'i486' や 'i586' になるんでしょうね。

4. さてコンパイル

   あとは INSTALL に書かれている手順で料理しちゃいましょう。

   # make

5. さぁ、盛り付け

   make に install オプションがあるのでそれでインストールしましょ。

   # make install

6. 後片付け

   ソース・コードなどはバックアップしておいて作業した生ごみは必要がなければ消してしまいましょう。

   # cd /usr/local/compile
   # rm -r xdelta-0.91.tar.gz xdelta-0.91

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作成: 1998 年 11 月 18 日〜 Copyright (C) 1998 Katsauki Shimizu <katsuaki-s @_nifty.com> All rights reserved.