材料
材料の入手
ソース・コードを入手しないと話になりませんので、誰かにもらうかお買い物に行きましょう。
下記の場所や雑誌の付録から入手してください。
Web site だとhttp://sunsite.sut.ac.jp/ や http://www.vector.co.jp/、 ftp site だとftp://sunsite.sut.ac.jp/などから、もってきましょう。
今回は、gdbm-1.7.3.tar.gz をもってきました。
下拵え
ソースを解凍して準備します。
./configure という優れものを利用して Makefile を作成します。
パスは［ /bin /usr/bin /usr/sbin /usr/ccs /usr/ccs/bin /usr/openwin/bin /usr/openwin/bin/xview /usr/local/bin . ］に張ってあります。
ライブラリーパスは [ /usr/openwin/lib /usr/local/lib ] に張ってあります。
# cd /usr/local/compile
# gzip -dc gdbm-1.7.3.tar.gz | tar xvf -
# cd gdbm-1.7.3
# ./configure --build=sparc-sun-solaris2.6 --prefix=/usr/local
INTEL 版 Solaris だと 'CPU' 部分が 'i386' や 'i486' や 'i586' になるんでしょうね。
さてコンパイル
あとは INSTALL に書かれている手順で料理しちゃいましょう。
# make
次に make test でテストプログラムを作ってみましょ。だけど tdbm を作成する時にエラーになってしまいます。なんか Makefile が間違っているんじゃないかなぁ ... と思いますので、以下のように編集して、 make progs します。
# vi Makefile
tdbm: tndbm.o libgdbm.o
$(CC) $(LDFLAGS) -o tdbm testdbm.o $(LIBS)
↓
tdbm: tndbm.o libgdbm.o
$(CC) $(LDFLAGS) -o tdbm testdbm.o $(LIBS) libgdbm.a
# make progs
さぁ、盛り付け
make に install オプションがあるのでそれでインストールしましょ。
# make install
dbm や ndbm の互換ヘッダーもインストールしましょ。でも、なんか Makefile に間違いがあるみたいなので、 Makefile を修正して make install-compat しましょ。
# vi Makefile
install-compat: dbm.h ndbm.h
$(INSTALL_DATA) $(srcdir)/dbm.h $(includedir)/dbm.h
$(INSTALL_DATA) $(srcdir/ndbm.h $(includedir)/ndbm.h
↓
install-compat: dbm.h ndbm.h
$(INSTALL_DATA) $(srcdir)/dbm.h $(includedir)/dbm.h
$(INSTALL_DATA) $(srcdir)/ndbm.h $(includedir)/ndbm.h
# make install-compat
後片付け
ソース・コードなどはバックアップしておいて作業した生ごみは必要がなければ消してしまいましょう。
# cd /usr/lcoal/compile
# rm -r gdbm-1.7.3.tar.gz gdbm-1.7.3