- MP3 ファイル CD-R/RW 再生対応
- 再生中でもその他のディスク 4 枚が交換可能
- ダイレクトディスクアクセスボタン
- ランダム、プログラム、リピート、 AMS ( 頭出し再生 ) 等の多彩な再生モード
- ボリューム付きヘッドホン端子
- RS-232C コントロール端子、 IR フラッシャー入力装備
- リモコンコードを 5 セット内蔵
- アルミ製フロントパネル
まずは、 CC4001F のカタログ部分と掲載します。それとおまけで付いてきた携帯ストラップです。
- MP3 ファイル CD-R/RW 再生対応
これはぜんぜん問題なし。 CD-R 内で結構長いディレクトリ名などがあるのでどうだろうと心配しましたが今のところ問題は出ていません。また、ディレクトリ内に .mp3 以外のファイルが存在しても問題は無いようです。なので mp3 ファイルのバックアップ用に作成してあった CD-R を CC4001F にそのまま使用できました。 CD-RW は私は使用していないので不明です。ただ、ディレクトリ数が多くてファイル数が多いと ID3 タグには対応していないので、本体では総 mp3 ファイル数しか確認できません。目的の楽曲へ行くには "勘" が重要になります。 (^^; 基本的に CD-R 上の MP3 ファイルに対して再生に関しては動作上の問題はなく、音質的にも十分満足です。以下が取扱説明書での MP3 に関する仕様になります。
対応 mp3 仕様 ファイル形式 拡張子が .MP3 または .mp3 のファイル ファイル格納形式 ISO9660 Level1
ISO9660 Level2認識可能フォルダ数 ( 1 ディスクあたり ) 最大 99 認識可能曲数 ( 1 フォルダあたり ) 最大 255 認識可能局数 ( 1 ディスクあたり ) 最大 999 ビットレート 固定ビットレート ( 32kbps 〜 320kbps )
可変ビットレートサンプリング周波数 8kHz ( MEPG2.5 audio layer 3 )
11.025kHz ( MPEG2.5 audio layer 3 )
12kHz ( MPEG2.5 audio layer 3 )
16kHz ( MPEG2 audio layer 3 )
22.05kHz ( MPEG2 audio layer 3 )
24kHz ( MEPG2 audio layer 3 )
32kHz ( MPEG1 audio layer 3 )
44.1kHz ( MPEG1 audio layer 3 )
48kHz ( MPEG1 audio layer 3 ) - 再生中でもその他のディスク 4 枚が交換可能
これは便利。そんなに常に使う機能ではありませんが、あると助かる機能です。大満足 !!! - RS-232C コントロール端子、 IR フラッシャー入力装備
裏面に D-Sub9 の RS-232C 端子が用意されています。これは色々 CC4001F をコンピュータからコントロールして遊べるぞと思っていました。さっそく購入後に marantz の Web から「コントロール・コマンドの公開をお願いします。」とメールしましたが、結果は丁重にお断りされてしまいました。あ〜ん。やはり公開しちゃってのサポートの手間をかけたくないって事でしょうかねぇ。「一切責任持たないよ」という覚書しても良いんだけどな。で、結局実現できませんでした。残念。
CD デッキとしての使用には満足しています。
操作をミスるのは 5 DICK デッキとして SONY CDP-C5M を使っていたせいもあるかもしれませんが、複数枚のディスクを扱う場合の操作方法で若干戸惑いいます。私以外も「あれっ !? 」ってするので、基本的なユーザーインターフェースの問題なのかもしれません。
例えば、 [ OPEN/CLOSE ] ボタンを押して巨大なトレーをオープンします。トレイ 1 が正面でオープンしてきたとします。でも、トレイ 3 に手持ちの CD をセットしたいとします。で、直感的にディスクセレクトボタンの [ 3 ] を押すと、トレイの 3 を内部にセットしようとトレイ自体が引っ込んでしまい CD を手に持ったまま取り残されて悲しい状態になります。その場合の正解操作は、トレイが開いた上体で [ DISC SKIP ] ボタンを押して回転させてセットするという操作になります。確かに取扱説明書を読んでもそのように書かれていますので、こちらの操作ミスです。でも、番号が書いてあるボタンがあると押したくなりますよね !?
以下に CD デッキとしての仕様を取扱説明書から書き写します。
| 仕様 | |
| オーディオ特性 | |
| アナログ出力 | |
| チャンネル | 2 チャンネル |
| 再生周波数範囲 | 20Hz - 20kHz |
| 周波数特性 | 20Hz - 20kHz ( ±0.5dB ) |
| ダイナミックレンジ | 100dB 以上 |
| 高調波歪率 ( 1kHz ) | 0.0020% |
| セパレーション | 110dB 以上 |
| ワウフラッター | 水晶精度 |
| 出力レベルアンバランス | 2.0V RMS ステレオ |
| デジタル出力 | |
| ピンジャック | 0.5Vp-p ( 75Ω ) |
| 角型光コネクター ( 光出力 ) | -19dBm |
| 光学読み取り方式 | |
| レーザー | AlGaAs |
| 波長 | 780nm |
| 信号方式 | |
| サンプリング周波数 | 44.1kHz |
| 電源部 | |
| 電源 | AC 100V 50/60hz |
| 消費電力 ( 電気用品安全法 ) | 19W |
| キャビネット・その他 | |
| 最大外形寸法 ( 幅 x 高さ x 奥行き ) | 440 x 114 x 404 mm |
| 質量 | 6.9kg |
| 付属品 | |
| リモコン ( RC4001CC ) | 1 個 |
| 単 3 乾電池 ( UM-3 ) | 2 個 |
| 電源コード | 1 本 |
| オーディオコード | 1 組 |
| リモート接続コード | 1 本 |
| 取扱説明書 | 1 冊 |
| 保証書 | 1 枚 |
| 愛用者登録カード | 1 枚 |
ランダム再生が全ディスクを対象にできのが良いですね。音楽を視聴するぞ !! というスタンスの時は不向きですが、 BGM 的に音楽を流す場合にはなかなか重宝します。それと AMS ( オートマチックミュージックスキャン ) 再生も横着者には重宝です。ほとんどの場合は聴き終わった CD はケースに戻しますので、 CD 入れっぱなしという事はないのですが、 MP3 データのように一枚の CD-R に沢山楽曲が入っているような場合に重宝しています。
両機能ともに、 CD および CD-R ( mp3 ) に関係なく動作しますので、 BGM 的に使用する場合に何を入れてあったか気にせず使えるので非常に便利です。
まぁ、 1 台で家庭でいろいろな目的で CD を視聴するには基本機能も十分ですし、おまけ機能も満載なので満足の 1 台です。