xmille cooking on Solaris

xmille の料理方法

xmille を料理して楽しみましょう。単純なカードゲームも楽しいもんです。

最終更新日 : 1998 年 11 月 05 日

材料
- Solaris［ developper ］以上ががインストールされたコンピュータ。
  今回は Solaris2.6 / Ultra1 を素材にしました。
- GNU gcc の実行環境
- GNU gzip の実行環境
- xmille のソースコード
材料の入手

ソース・コードを入手しないと話になりませんので、誰かにもらうかお買い物に行きましょう。
下記の場所や雑誌の付録から入手してください。

Web site だとhttp://sunsite.sut.ac.jp/ や http://www.vector.co.jp/、 ftp site だとftp://sunsite.sut.ac.jp/などから、もってきましょう。オリジナルは ftp://ftp.x.org だそうです。 X Window 関係の contrib/games の下あたりにあるようです。
今回は、 xmille.tar.gz をもってきました。
下拵え

まず材料を解凍します。
Imake ファイルがあるので環境に合わせて内容を変更します。
パスは［ /usr/bin /usr/sbin /usr/ccs /usr/ccs/bin /usr/openwin/bin /usr/openwin/bin/xview /usr/local/bin . ］に貼ってあります。

# cd /usr/local/compile
# gzip -dc xmille.tar.gz | tar xvf -
# cd Mille
# xmkmf -a
さてコンパイル

Solaris2.6 で xmkmf すると cc 用に Makefile が出来てしまうので、 gcc 用に書き換えましょう。3 つほどできます。 ./ と ./cards と ./control の下にある Makefile を変更しましょう。
それとなぜか *.o ファイルがあったりするので、 make clean してから、各ディレクトリに移動し make して歩きます。 xmille のルートで make してもダメでしたよ。結構 warning が出まくりますが、気にしないでいきましょう。

# vi Makefile
CC = cc → CC = gcc
LINTOPTS = -b -h -Xc → #LINTOPTS = -b -h -Xc
CCOPTIONS = -Xc -xF -xcg92 → #CCOPTIONS = -Xc -xF -xcg92

# vi cards/Makefile

CC = cc → CC = gcc
LINTOPTS = -b -h -Xc → #LINTOPTS = -b -h -Xc
CCOPTIONS = -Xc -xF -xcg92 → #CCOPTIONS = -Xc -xF -xcg92

# vi control/Makefile

CC = cc → CC = gcc
LINTOPTS = -b -h -Xc → #LINTOPTS = -b -h -Xc
CCOPTIONS = -Xc -xF -xcg92 → #CCOPTIONS = -Xc -xF -xcg92

# make clean
# cd control
# make
# cd ../cards
# make
# ../
# make
さぁ、盛り付け

Makefile に install オプションがあるのでこれで盛り付けてしまいましょう。だけどデフォルトだと実行ファイルは /usr/openwin/bin にマニュアルは /usr/openwinman にインストールされてしまします。 /usr/local にちゃいましょ。

# vi Makefile

BINDIR = /usr/openwin/bin → BINDIR = /usr/local/bin
MANDIR = $(MANSOURCEPATH)1 → MANDIR = /usr/local/man/man1

# make install
# make install.man
後片付け

ソース・コードなどはバックアップしておいて作業した生ごみは必要がなければ消してしまいましょう。

# cd /usr/local/compile
# rm -r xmille.tar.gz Mille
おまけ

xmille って Ver 1.0 の時の方がカードの色がきれいでしたよねぇ。 Ver 2.0 になってなんか色が ...