TIFF library cooking on Solaris

TIFF library の料理方法

TIFF ライブラリをインストールしましょう。

最終更新日 : 1998 年 10 月 29 日

材料
- Solaris［ developper ］以上ががインストールされたコンピュータ。
  今回は Solaris2.6 / Ultra1 を素材にしました。
- tiff library のソース・コード
- GNU gcc の実行環境
- GNU gzip の実行環境
材料の入手

ソース・コードを入手しないと話になりませんので、誰かにもらうかお買い物に行きましょう。
下記の場所や雑誌の付録から入手してください。

Web site だとhttp://sunsite.sut.ac.jp/ や http://www.vector.co.jp/、 ftp site だとftp://sunsite.sut.ac.jp/などから、もってきましょう。
今回は、 tiff-v3.4beta037-tar.gz をもってきました。

βなんですけど、これしか見つからなかったもんで。
下拵え

まず材料を解凍します。
パスは［ /usr/bin /usr/sbin /usr/ccs /usr/ccs/bin /usr/local/bin . ］に貼ってあります。

# cd /usr/local/compile
# gzip -dc tiff-v3.4beta037-tar.gz | tar xvf -
# cd tiff-v3.4beta037
さてコンパイル

あとは README に書かれているように作成しましょ。
./configure という優れものを利用して Makefile を作成します。
この時、 ./configure のオプションはいっぱいありますが、基本的にデフォルトでお料理をしましょう。

# ./configure

途中まで ./configure が進むとインストール場所などを聞いてきます。これは良いですね。 (^^) 変更したいものの番号をして好きな内容に変更します。よければ [ Return ] を押して先にすすんで Makefile が作成されます。
で、あとは make ね。

[ 1] Directory for tools: /usr/local/bin
[ 2] Directory for libraries: /usr/local/lib
[ 3] Directory for include files: /usr/local/include
[ 4] Directory for manual pages: /usr/local/man
[ 5] Directory for HTML documents: /var/httpd/htdocs/tiff
[ 6] Manual page installation scheme: sysv-source-cat-strip

Are these ok [yes]?
# make
さぁ、盛り付け

Makefile に install オプションがあるのでこれで盛り付けてしまいましょう。 ./configure 中に定義した場所にインストールされるようです。
/usr/local/include とか /usr/local/lib がすでにあるよぉ～なんてエラーが出ます。気にしないようにしましょ。

# make install

なんでか知らんけど HTML documents をインストールしてくれないぞぉ。あれ～ !? しょ～がね～なぁ～、必要なら手動で html ディレクトリをコピーしちゃいましょう。コピー先のディレクトリはここの環境ごとに読み替えてね。

# cp -r html /var/httpd/htdocs/tiff
後片付け

ソース・コードなどはバックアップしておいて作業した生ごみは必要がなければ消してしまいましょう。

# cd /usr/local/compile
# rm -r tiff-v3.4beta037-tar.gz tiff-v3.4beta037