左の写真でケーブルが延びていますが、それはヘッドホンですので気にしないでください。電源が入っていると赤い LED が点灯します。非常に簡単なつくりです。言い換えれば安っぽいつくりです。プラスティックのケースもね。音を除いて見た目だけのイメージだと VOX のブランドが無ければ、この値段では怖くて買えないよね。 [ VOX ]+[ けいおん ] とブランドがダブルになると \1,000. プラスになるようですが。 [ けいおん ] シールに \1,000. の価値があるようです。 (^^;
ヘッドホン端子の逆側に電源スイッチがあります。二段階になっていて [ Thick tone ] と [ Night Train ] サウンドの切り替えも含まれています。まぁ、普通のアンプだけのモードとディストーションモードの切り替えですね。
VOX と書かれた上面の左側からまずは AUX 端子があります。次にダイヤルが 3 つ並んでいて左から [ Gain コントロール ][ Tone コントロール ][ Volume コントロール ] になります。
左側の側面がヘッドホン端子です。一般的な 3.5mm ステレオジャックになっています。
構成としては、それだけです。まぁ、アンプってそんなもんだよね。
素朴な疑問としてストラトキャスターのようにプラグを斜めに挿入するタイプのギターでは使えるのでしょうか ? たまたまストラトキャスタータイプは持っていないので問題無いのですけどね。
レスポールだとボディ下側の側面にジャックを挿す部分があるので、そこに amPlug を取り付ける事になります。まずは椅子に座る時に気を付けましょう。椅子に座って弾く時は太ももにギターを乗せるので安全だろうと、いつもの感覚で立ったり座ったりすると amPlug がジャックを中心に回るので思わぬ所にぶつけたりできます。
体制が整えばいつもの通りギターを弾けば良いです。ギターのジャックの位置によって取り付け状態は以下のようになります。レスポールタイプは弾いている時はまったく見えなくなります。
Night Train 時の全体の音量は Gain と Volume の組み合わせになります。この辺は普通のアンプと同じ感覚で良いのですが、ダイヤルが小さくて軽く回るので希望のディストーションで希望の音量にするのに少し苦労します。慣れかなぁ。レスポールタイプの場合は、弾いている時は直接見えない位置に amPlug が設置される事になりますので、弾きながらの微調整は必ずミスります。 Tone を変更するつもりが Volume を回してしまったりね。
もう少しダイヤルの回転に重みがあると良いなぁ。軽く回せるので、手探りでダイヤルを回そうとすると違うダイヤルに触ってしまい音が変わってしまいますので。
音的には正直言ってオリジナルの Night Train の音を知りません。なので、手軽にディストーションサウンドで弾く分には十分に満足です。音質的にはヘッドホンの性能の方が大きく影響しそうですね。
amPlug のシリーズには、ベース・ギター用もラインナップされています。 Night Train をベース・ギターで使用するとどうなるか。十分に使用できます。軽い練習時は [ Thick tone ] で使用する分には問題ないでしょう。メーカーには怒られそうですね。
もっと怒られそうな使い方で、 Roland V-Drums TD-3KW-S に接続して使ってみました。十分使えるじゃない。最初は、ベースとドラム用に amPlug のベース用も購入するか悩んだのですが、これ 1 台ですべての電気楽器をまかなってしまっています。 (^^)/~ 壊れたら買い直すかな。
さて、VOX amPlug Night Train のスペックを取扱説明書から引き写そうと思ったら必要な事はほとんどかかれていません。サイズと電池に関する事だけかい。
| 仕様 | |
| 電源 | 単 4 形乾電池 2 本 |
| 電池寿命 Night Train | マンガン乾電池: 約 9 時間 アルカリ乾電池 約 24 時間 |
| 外形寸法 ( W x D x H ) | 86 x 80 x 31 ( mm ) |
| 質量 | 40g ( 電池含まず ) |
| 付属品 | 動作確認用単 4 形乾電池 2 本 |