ルイジ・コラーニ由来の曲面のボディが手になじみます。また、さまざまな機能がカメラをホールドしたままダイヤルで変更していく事ができるデザインになっています。設定は視認しやすい液晶で表示されます。
電源も単三電池 4 本で動くのも良いよね。購入した時は持ち時間が心配でしたが、使っていくとぜんぜん気にする必要が無い位持ちました。最初は小まめにオフしていたりしたけど、慣れてくるとオンにしっぱなしにしていましたから。
一度この電池ボックスの取っ手が壊れて引き出せなくなり ( 2002 年 ) 修理に出してとりあえず交換部品があったので修理できましたが、「もうこのカメラのこの部分は交換も修理もできませよ。」と言われました。まぁ、その時点で 14 年使っていたので仕方がないなぁ ... と。なんかカメラって一生物って気がしていたのですけどね。遥かに古い Canon New F-1 はまだ動いているし。修理できないかもしれないけど。
実はこのカメラは香港で購入しました。まだ英国領時代の香港です。当時はまだ地域によってカメラの販売価格が違っていたんです。知り合いが香港に行って「なんかお土産いる ? 」って連絡があったので、「 T90 が安かったら買ってほしいな。」と無理を言って入手してきてもらった次第です。どうもその当時の香港では NIKON はどこでも扱っているけど Canon は取り扱い量は少なかったようです。手にするまでパチモンを掴まされているんじゃないかと心配でしたが。
基本的に性能も使い勝手も私は大満足のカメラです。ただ T80 のページでも書きましたが AE は T80 の方が私の使い方にはマッチしていました。 T90 は細かい調整ができるので、慣れてくれば AE モードにして微調整という事が可能でしたけどね。
前景と後景。このデザインは気に入っています。長年使っていたので細かい傷がいっぱい付いています。これも箔が付いて良いよね。
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カメラをホールドしたまま操作できるパネルと液晶表示。これは T シリーズの共通のコンセプトのようですが、 T90 ではボタンとダイヤルを組み合わせてほとんどの撮影に必要な設定を行えるようになっています。撮影中に頻繁に変更しない設定 ( ワインダーのスピードやタイマー ) は、右手グリップのサイドの蓋を開けての設定する方法で、 EV の細かい設定は操作中に誤って操作しないように後面下部の電源スイッチの横になど撮影中に誤ってワヤクチャにならないように配置されています。
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これがもう修理不可能と言われてた電池ボックスです。
