Queen + Paul Rodgers | クイーン + ポール・ロジャース

最終更新日 : 2012 年 02 月 26 日

2004 年 12 月位にブライアン・メイさんの blog である Brian's Soapbox December 04 を見て、「あらま」と思ったら、ワールドツアーをおこなって新譜を出して、あっと言う間に活動停止と。台風のような組み合わせのバンドでしたね。ブライアン・メイさんは PhD になったり話題には事欠かない時期でしたね。
バッド・カンパニーやクイーンってリアルタイムに聴いてきた世代です。 (^^; 両方とも武道館にコンサート見に行ったし。

オフィシャル・ウェブ・サイトも消されちゃっていますね。

The Cosmos Rocks ザ・コスモス・ロックス
EMI ミュージックジャパン TOCP-70615
日本版 / CD
		Cosmos Rockin' コスモス・ロッキン Time To Shine 今が輝くとき Still Burnin' スティル・バーニン Small スモール～心の安らぎ Warboys 戦場の少年戦士 We Believe ウィ・ビリーブ Call Me コール・ミー Voodoo ヴードゥー Some Things That Glitter グリッター C-lebriry C- リブリティ Say It's Not True セイ・イッツ・ノット・トゥルー Surf's Up ... School's Out ! サーフズ・アップ ... スクールズ・アウト ! Small Reprise スモール～心の安らぎ < リプライズ >

リリース前にロジャー・テイラーさんの "Say It's Not True" が Web で先行配信されていました。収録すべきアルバムが無かったからかな。正直に書くと、ポール・ロジャースさんとクイーンの悪いところだけが凝縮されてしまったアルバムという気がします。交じり合っていないですよね。完全に空回り状態です。もっとちゃんと攪拌しないと。かき回していないカルピスみないな味です。もったいないなぁ～。ポール・ロジャースさんの個性というのは制御利かないほど強烈なのか、ジミー・ペイジさんとのジョイントによるザ・ファームもファースト・アルバムは空回り気味でしたよね。但し、ジミー・ページさんとは音楽的に近いものがあるので、それなりにまとめきっていましたが、クイーンとは折り合う場所が簡単に決められなかったのかも。ポール・ロジャースさんのアルバムと聞けば少しの違和感だけで問題無いんだけど、当然それとは異なるものを期待しますもんね。そういう期待をしてはいけないのか。う～ん。クイーンの延長と思って聴いた人はもっと衝撃だったでしょうね。噂ではベースはポールさんとブライアンさんが仲良く交互に担当したという事ですので、セッション自体は問題なかったんでしょうけど。アルバムの構成からすると最後に "Small" のリプライズを入れてありコンセプトアルバムとまではいかないけど、詩的にも構成を持った構成にしようとしたのだろうけど、曲調がそうなっていないよね。全体としてはまるでバランバラン。詩的なコンセプトとしてはポール・ロジャースさんがソロとザ・ファームで演奏した曲 "Live In Peace" あたりの延長が狙いどころかな。 "C-lebrity" などのロックンロールは、これからを期待する方向性に聴こえたんですけどね。両方の個性がうまく交じり合う前に空中分解しちゃいましたね。残念。アルバム帯は "僕等の先生はビートルズとジミ・ヘンドリックスだった - 。" QUEEN 、新たなる音宇宙への旅立ち旅立てなかったですね。ライナーノーツは、吉田俊宏氏です。

Retun Of The Champions リターン・オブ・チャンピオンズ
東芝 EMI 株式会社 TOBW-3266
日本版 / DVD
		Reaching Out リーチング・アウト Tie Your Mother Down タイ・ユア・マザー・ダウン I Want To Breake Free ブレイク・フリー ( 自由への旅立ち ) Fat Bottomed Girls ファット・ボトムド・ガールズ Wishing Well ウィッシング・ウェル Another One Bites The Dust 地獄へ道づれ Crazy Little Thing Called Love 愛という名の欲望 Say It's Not True セイ・イッツ・ノット・トゥルー '39 '39 Love Of My Life ラブ・オブ・マイ・ライフ Hammer to Fall ハマー・トゥ・フォール Feel Like Makin' Love フィール・ライク・メイキン・ラブ Let There Be Drums レット・ゼア・ビー・ドラムス I'm In Love With My Car アイム・イン・ラブ・ウィズ・マイ・カー Guitar Solo ギター・ソロ Last Horizon ラスト・ホラインズン These Are The Days Of Our Lives 輝ける日々 Radio Ga Ga Radio Ga Ga Can't Get Enough キャント・ゲット・イナフ A Kind Of Magic カインド・オブ・マジック I Want It All アイ・ウォント・イット・オール Bohemian Rhapsody ボヘミアン・ラプソディ The Show Must Go On ショウ・マスト・ゴー・オン All Right Now オール・ライト・ナウ We Will Rock You ウィ・ウィル・ロック・ユー We Are The Champions 伝説のチャンピオン God Save The Queen ゴッド・セイブ・ザ・クイーン It's A Beautiful Day イッツ・ア・ビューティフル・デイ Imagine イマジン

全 29 曲のうち最後の "Imagine" は、ロンドンのハイドパークでの野外ライブでの映像になっています。確かこのコンサートってロンドンでテロがあって日程がズレたんじゃなかったっけ ? それもあって "Imagine" をブライアン・メイ、ロジャー・テーラー、ポール・ロジャースの順番で歌いますが、このように順番に歌うとポール・ロジャースの声量というか声の伸びは別格の感があります。やはりボーカルとしては凄いなの一言。ポール・ロジャースさんの関係でフリーの曲が 2 曲、バッド・カンパニーの曲が 2 曲の合計 4 曲クイーンではない曲が演奏されています。両方聴いてきた人間としては、あまり違和感が無いんですけどね。ブライアン・メイさんとロジャー・テーラーさんのギターとドラムもフリーやバッド・カンパニーの曲に違和感が無いというかポップになって良くなっている感じです。クイーンの曲もポール・ロジャースさんが過度にブルージーになる事もなく、過去を知らずに本来こういう曲だよと言われても違和感無く仕上がっています。この辺は各メンバーの実力と個性を十分に発揮して仕上げているのは流石ですね。しかし、 60 歳近いメンバーが "Tie Your Mother Down" を歌うのはなんか笑えますよね。その年代の母親は縛らなくてもダウンしそうだし。 (^^) DVD の帯には、 20 年ぶりの来日を果たした QUEEN の最新ライブを完全収録 ! 「ボヘミアン・ラプソディ」「 RADIO GA GA 」「地獄へ道づれ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」などの名曲がポール・ロジャースと共に今蘇る ! ボーナス・ライブ映像「イマジン」も収録。ライナーノーツは、名取由恵女史で各曲の解説を石角隆行氏が書いています。

Super Libe In Japan スーパー・ライブ・イン・ジャパン
東芝 EMI 株式会社 TOBW-3296-97
日本版 / DVD
		Disc 1 Reaching Out リーチング・アウト Tie Your Mother Down タイ・ユア・マザー・ダウン Fat Bottomed Girls ファット・ボトムド・ガールズ Another One Bites The Dust 地獄へ道づれ Fire And Water ファイヤー・アンド・ウォーター Crazy Little Thing Called Love 愛という名の欲望 Say It's Not True セイ・イッツ・ノット・トゥルー '39 '39 Love Of My Life ラブ・オブ・マイ・ライフ Teo Torriatte ( Let Us Cling Togethere ) 手をとりあって Hammer To Fall ハマー・トゥ・フォール Feel Like Makin' Love フィール・ライク・メイキン・ラブ Let There Be Drums レット・ゼア・ビー・ドラムス I'm In Love With My Car アイム・イン・ラブ・ウィズ・マイ・カー Guitar Solo ギター・ソロ Last Horizon ラスト・ホラインズン These Are The Day Of Our Lives 輝ける日々 Radio Ga Ga Radio Ga Ga Can't Get Enough キャント・ゲット・イナフ A Kind Of Magic カインド・オブ・マジック Wishing Well ウィッシング・ウェル I Want It All アイ・ウォント・イット・オール Bohemian Rhapsody ボヘミアン・ラプソディ I Was Born To Love You ボーン・トゥ・ラブ・ユー The Show Must Go On ショウ・マスト・ゴー・オン All Right Now オール・ライト・ナウ We Will Rock You ウィ・ウィル・ロック・ユー We Are The Champions 伝説のチャンピオン God Save The Queen ゴッド・セイブ・ザ・クイーン Disc 2 Backstage In Budapest バックステージ・イン・ブタペスト

この DVD は日本限定発売なんですね。さいたまスーパーアリーナでのライブ映像です。私は横浜アリーナに行ったんですけどね。横浜アリーナのオープニングは "Retun Of The Champions" 型で、暗転して "It's A Beautiful Day" が流れてだったのですが、こちらの方がオープニングにかけてカッコ良いですね。なんで変えたのかなぁ。なんで同じような DVD を購入したのか ... こちらには "Fire And Water" が収録されているんですよね。クイーンの演奏でこの曲を聴いてみたかったもんで。ポール・ロジャースさんもう少し素直に歌ってくれれば良いのになぁ。クイーン演奏の "Fire And Water" もなかなか良いのに。日本公演なので "Teo Torriatte" も収録されています。なんでこれはポール・ロジャースさん歌わないの !? このメンバーの中では一番日本語上手だろうに。しかし、この日本語の歌詞って会話文ではない日本語ですよね。韻を踏んでるし。誰が作詞をフォローしたんだろう。いまだに知りません。クイーンファンの方は常識なのかもしれませんが。日本公演という事で頭の中では自分が見に行った横浜アリーナの情景が重なりますよね、どうしても。数十年ぶりの大音響での "Can't Get Enough" ではビリビリきたもの。クイーンファンが多いようで、いまいち会場の受けは悪かったですが ... さいたまも同じような状況ですね。しゅん。この DVD は発売日がえらく延期したんですよね。なんでだろう ? DVD の中を見るとダブルトラックになっているので期待したんだけど、ダブルトラックの映像は入っていないようです。何があったんだろう ? DVD の帯には、日本中に感動の渦を巻き起こした 20 年ぶりの来日公演を完全収録 ! 日本のファンのために特別に演奏された「手をとりあって」「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」を始め QUEEN 最高のパフォーマンスが今再び、蘇る ! ( 05 年 10 月 27 日さいたまスーパーアリーナにて収録 ) 貴重なバックステージなどを収録したボーナス・ディスク付き。ライナーノーツは、石角隆行氏です。

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