当時は女の子向きのファッショナブル映写機ってもの製品化されていたんですね。時代だなぁ〜。たぶんみなさんそっちに目が行っていると思いますが。こちらの対象は中段に掲載されているモデルになります。
外部に投影して映すのと手元のスクリーンに映すのが 1 台で両方できる優れものです。
外部投影のレンズは焦点距離 50mm なので狭いお部屋でも大きく投影できます。これが大事でしたね。焦点距離が長いのだと 6 畳一間なんかだと投影面積が小さくてね。 50mm の焦点距離は小さいお部屋にぴったりです。一度、大きな部屋に持ち込んだら「あら調整が大変」になってしまいましたが。
手元のスクリーンは 165mm x 165mm でピントの確認には十分な機能です。
この切り替えはピントの調整ダイヤルをクルクル回すだけ。外部投影状態でピント調整ダイヤルを回していくと「パタン」 ( 「バタン」かな ) と音がして投影していたレンズの前にカバーがかかり、内部スクリーンへの投影に変わります。サンダーバードの秘密兵器みたいな非常に機械的な動きで好きです。
当然、フル手動機です。オプションの無い状態ではマウントされたスライドを上から順番に押し込んで下に落とすという方式です。オプションで左右にスライドできるマウントと、ラッシュを見るためのアダプターがあり、これも購入しています。キャリングケースも値段の割りにきちんとしていて持ち運びや片付けに重宝しています。
もう、リバーサルのプロジェクターって一生購入する事無いだろうなぁ。
カタログと同じ角度からの全景と投射側からの内部投影時の様子と外部投影時の様子。
オプションで購入した左右スライド式のマウントとラッシュを見るためのアダプター。お片づけ用のキャリングケース。それと内部投影時の様子。まだ動いた !!
